特集

2019年3月号

ニュータウンと住宅地開発の状況

_関西学院大学・角野幸博
ニュータウン開発の平成も、他の都市計画事象と同様に、バブル景気の崩壊や阪神淡路大震災の影響、少子高齢化の進展などによって、成長から成熟へと軸足を移す転換点を迎えた時期であった。そこで以下の5つの視点から平成を振り返ることにする。
2019年3月号

都市公園における官・民・市民協働の進展

_兵庫県立大学・赤澤宏樹
「協働」の時代への転換が、都市公園の管理運営を効率的にするに留まらず、市民・NPO・民間企業のノウハウや活力を社会に還元し、新たな都市サービス基盤として都市公園が機能する状況を生み出した。...
2019年3月号

平成時代の自転車交通と都市計画・まちづくり分野との連携の可能性

_大阪市立大学・吉田長裕
 平成という時代は、交通分野において自転車交通が大きく見直された時代といってもいいのではないだろうか。環境や健康といった社会問題に対応するために、従来の自転車交通の位置づけを見直す動きは、国内外に...
2019年3月号

都市の「余白」を取り戻すプレイスメイキングの潮流

_(有)ハートビートプラン・園田聡
 平成の30年を都市デザイン・都市計画の視点から見つめ直すと、大きなテーマの1つに「つくる時代」から「つかう時代」へのシフトチェンジがあったように思う。都市空間においてもいかに付加価値をつけ他と差別化...