関西支部だより

2020年3月号

人をつなぎ地域をつくる農福連携をめざして

_(社福)さんさん山城・大河内雅司
定年を待たず、この4月にまちづくりコンサルタントから農福連携の現場に転職しました。「健康なまちづくり(都市計画)のあり方とは」、新人の視点で農福連携の現場から感じたことを報告します。...
2020年3月号

阪神・淡路大震災から25年―「傷ついた神戸をもとの姿にもどそう」―

_京都大学・牧紀男
『しあわせはこべるように』(作詞・作曲 臼井真一)という阪神・淡路大震災といえば、という歌があり、時々、授業や講演で資料として利用する。歌詞は続いていくのであるが、...
2020年3月号

大阪の歴史を振り返る

_大阪府・近藤智拓
私が、建築の分野を志すことになったのは、中学時代(当時、兵庫県伊丹市に在住)に経験した阪神淡路大震災の影響がかなり大きい。自宅や家族に大きな被災はなかったものの、地面からの突き上げる衝撃で早朝に飛び起きた...
2020年3月号

竹のデザインプロジェクトを通した地域活性

_京都大学 宮地茉莉
竹でバス停待合所をデザインするという活動を兵庫県丹波篠山市で始めて3 年になる。丹波篠山市では、昔は筍や竹小舞 等に使われていた竹が、輸入品や代替品や台頭したことで使い道がなくなり、放置竹林が増えている...
2020年3月号

焼き芋から始まるコミュニケーションのススメ

_大日本コンサルタント・島瑞穂
私は建設コンサルタントとして、居心地のいい場所を作れたらと日々考えています。子供のころから公園や家の前の路地など、よく外で遊んでいた中で思い出すのは、近所の友達とおままごとをしていた記憶です。...
関西支部だより

2019年3月号/関西都市計画の「平成」を振り返る

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2019年3月号

支部長挨拶「関西都市計画の「平成」を振り返る」

_神戸芸術工科大学 小浦久子
平成は都市計画課題の転換期だった。...
2019年3月号

関西における平成期の国際輸送インフラ整備と運営

_神戸大学 竹林幹雄
本稿では平成期の関西の国際輸送インフラの 辿った歴史を振り返り、今後の輸送インフラの整備・運営と 関西のインフラ整備の今後を考えるための示唆を得ようとするものである。
2019年3月号

阪神 ・ 淡路大震災後の 「まちづくり」 の展開

_龍谷大学・石原凌河
本稿では復興検証・知識継承特別委員会での議論も踏まえながら、阪神・淡路大震災後のまちづくりの展開に与えた影響と、阪神・淡路大震災の教訓を次の世代に継承するための視点について述べていきたい。...
2019年3月号

まちづくり三法から立地適正化計画までの中心市街地再生を巡る動向

_大阪大学・澤木昌典
「平成」は、商店街を中核とする中心市街地が、モータリゼーションによる郊外化と流通革命によって疲弊・衰退し、都市構造に大きな変革を生じた時代である。中心市街地活性化、都市再生が課題となり、都心回帰が...
2019年3月号

ニュータウンと住宅地開発の状況

_関西学院大学・角野幸博
ニュータウン開発の平成も、他の都市計画事象と同様に、バブル景気の崩壊や阪神淡路大震災の影響、少子高齢化の進展などによって、成長から成熟へと軸足を移す転換点を迎えた時期であった。そこで以下の5つの視点から平成を振り返ることにする。
2019年3月号

都市公園における官・民・市民協働の進展

_兵庫県立大学・赤澤宏樹
「協働」の時代への転換が、都市公園の管理運営を効率的にするに留まらず、市民・NPO・民間企業のノウハウや活力を社会に還元し、新たな都市サービス基盤として都市公園が機能する状況を生み出した。...